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富士写真フイルム、癌や生活習慣病の診断、医薬品事業に本格的参入
富士写真フイルム株式会社は、抗体実験試薬等を販売する株式会社ペルセウスプロテオミクス(以下ペルセウス社)に出資、9億9,800万円の第三者割当増資を引受け、同社発行済株式の22.0%を有する筆頭株主となったことを発表しました。
ペルセウス社は、東京大学先端科学技術研究センターの技術を導入し設立されたバイオベンチャーで、目的のタンパク質を発芽バキュロウィルスを使って簡便に発現させ抗原として利用する技術や、高い選択性と親和性を持つモノクローナル抗体を作製する高度な技術力に定評があります。すでに、これらの技術等を用いて作製した核内受容体全48種類の抗体を保有し、研究用試薬として世界に先駆けて販売しています。
核内受容体とは、核内に存在するホルモンやビタミンなどの受容体として転写調節因子の役割を担うタンパク質の総称。発生、糖代謝、骨代謝、抗炎症作用、免疫制御などの重要な生命機能にかかわる種々の遺伝子発現制御を行っており、生活習慣病の発症や病態進行に深く関与していることが知られています。
ペルセウス社は、上記の技術等を応用することによって、現在、癌や生活習慣病に対する診断薬・システムや抗体医薬品のシーズ開発を進めており、今回の増資を受けて創薬事業を本格化するものと思われます。富士写真フイルムでは、ペルセウス社と協業し、癌や動脈硬化などの生活習慣病の測定マーカーを使った診断システムの開発を平成20年の上市をめざして推進するとしています。
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