【実験専用ブタを用いた実験施設に関する設計・人材・運営管理の“ノウ・ハウ”】

写真提供:オリエンタル酵母工業株式会社

写真提供:株式会社日本医化器械製作所

【日時】2014年930 日(火) 10:30~16:30
【会場】ソラシティ カンファレンスセンター
アクセス:JR御茶ノ水駅徒歩1分・東京メトロ新御茶ノ水駅直結 
【講師】
小林 英司 氏
慶應義塾大学医学部ブリジストン臓器再生医学寄付講座特任教授
【受講費(税込)】
通常料金   (9/1~9/16までの受講登録
は終了しました):21,600円
早期割引(1) (~7/31までの受講登録
は終了しました):12,960円
早期割引(2) (8/1~8/31までの受講登録
は終了しました) :16,200円
【受講登録締切日】 2014年916 日(火) 17:00で終了しました.


【趣旨】
近年、医療機器開発、若手医師の外科手術の研修、再生医療等の先端医療分野の研究に、人間に近いとされる実験専用ブタが注目を集めている.特にレギュラトリーサイエンスの観点から、前臨床実験において臨床治験の評価法と同等の評価ができる「非臨床・臨床一体型開発手法」としてFDAの戦略手法として推奨されてきた.更にブタの臓器は人間とほぼ同じサイズで、移植用臓器・組織として用いるいわゆる異種移植治療の研究、さらにブタの体内で人間の臓器を育てる研究も進められている.このように先端医療を支える存在になりつつある実験専用ブタを飼育し、研修や実験ができる施設の重要性が高まっており種々の大学等で現在建設計画が進行している.しかし、我が国では本領域の動物福祉に配慮したトータルな運営ノウ・ハウについては知られておらず、個々に行なわれている.
本セミナーでは、本領域において我が国をリードしてきた小林英司氏をお迎えし実験専用ブタを用いた実験施設に関する設計から人材・運営管理までの“ノウ・ハウ”をレクチャー頂き、時間が許す限り参加者からの質疑にお答えいただきます.
小林氏は「短絡的にブタをどんどん使って研究や教育をやろうとする考え方でなく、動物福祉的な運動も含め本領域に経験のある人材育成が重要と考えています.実験専用ブタは、食のブタと本質的に異なります.大切な動物の命の代償としての前臨床システムですのでこれからの施設運営の参考にしていただきたい」 と本セミナーの企画を引き受けていただきました.大型実験動物施設建設予定の施設従事者はもとより今後参入予定の企業にとっても必須の内容です.

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